マウンティングは通じるの?

こんにちは

英語特訓塾副塾長の橋本友美です。

 

ここ最近、よく使われる言葉として

「マウントをとる、マウンティング」

があります。

 

相手よりも優位に立つために、

さりげなく自慢話をすることを

さします。

 

元来、サルやゴリラ、チンパンジーなどの

類人猿が、相手に自分の優位性を

示すために、後ろからまたがる行動のことを

「マウンティング」と呼んでいます。

 

英語のmount には、

「またがる」というという意味

がありますので

サルがまたがる姿をそのまま

「マウンティング」としています。

 

ただ、この「マウンティング」は

動物行動に関する専門用語であり、

限定された文脈でしか使われないため、

ネイティブが誰でも知っている

言葉ではありません。

 

mountには、「据え付ける」と

いう意味もありますので、

mountingというと、

「据え付けること、もの」をイメージする

人の方が圧倒的に多いと思います。

 

ましてや、日本語が人間社会に

発展させたような

「相手よりも優位に立つために、

さりげなく自慢話をする」という

意味は全くありません。

 

したがって、日本語からの直訳で、

take mountとしても、

全く通じません!

相手の頭の中は「?」で

いっぱいになります。

英語には、

口語で one up + 人 

という表現があります。

 

まさに、相手よりも一つ上の

いくことをさします。

 

one up annoying(うっとうしい)で

グーグル検索してみると、

 

“How do I get my friend

to stop trying to one up me?”

(友人のマウンティングをやめさせるには

どうしらよいか?)

 

悩み相談やその解決法が

いろいろ出ていました(笑)

 

このone up という言葉が

マウンティングに近いかと思います。

 

他に、「自慢話をする」を表現しても

よいと思います。

 

「自慢話をする(ネガティブなニュアンス)」

– drag about —-

 

「見せつける」

 -show off —

 

「マウンティング」

その行為もさることながら、

英語にするときも注意が必要ですね!

 

では、See you next time!!

 

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