Question: 英語学習が長続きしません
Answer: 小さな日課の前に近くの星、遠くの星を持ちましょう。
英語に限らず、学習は毎日続けることが大事と言われますが
・続けることで実力を上げる
という点以外に
・続けるから目標を忘れない
という点からも大切ですね。
私は個人的には、大人の学習なら、
毎日でなくても別にいいんじゃないかと思っていますが、
要は
・社内の会議で発言したい
・スターウォーズを字幕なしで見たい
などの、”Watnts” (したいこと) があるから
英語を続けたいわけですよね。
でも、たとえば10日英語に取り組んでいないと、
そもそも何がしたかったのかすら
忘れてしまうこともあります。
たどりつくべき、遠くの星を忘れてしまう、ということです。
この星はイコール「目標」です。
この、遠くの星と、近くの星を作って、
日課は、その星たちにたどり着くためだけに作ります。
作る順番は、
・遠くの星
・近くの星
・日課
です。
逆から作ると、学びが続きません。
このとき、典型的にNGな作り方は、
・遠くの星 - 社内の会議で発言したい
・近くの星 その1 - 英検2級をとる
(近くの星は遠くの星に到達できるように複数作り、取り組む順番を決めます。)
・近くの星に近づく日課 - 英検2級の単語を1日5個覚える
(近くの星1個につき、1つの日課です。)
です。
これをすると、
日課から遠くの星がすごく離れてしまうことになります。
正しい作り方は
・遠くの星 - 社内の会議で発言したい
・近くの星 - 次回の会議の課題を理解する
・日課 - 過去の議事録から自分の発言機会を想定して英文を3文書く
です。
遠くの星に届くための近くの星、
近くの星に届くための日課
これを常に意識して下さい。
これができていれば、たとえ日課が毎日続かなくて、数日とんだとしても、
・そもそもの目標を忘れることがない
・進化を感じられる
ので、
「続かない」ということの残念感、罪悪感を持たずに
学習を続けられますよ。
そもそも続かなくなったら、
また再開すればいいだけのことです。
英語は逃げません。
前に進んでいる、という感覚そのものが
私たちにとってはご褒美のようなもの。
そのご褒美を日々受け取りながら、
近くの星、遠くの星をよく見える場所に
書いて見つめましょう。
気が付くと、学習も毎日できていて、
目標も達成されているはずです。
楽しく星を集めてくださいね。