Question: スピーキングの教材は何を使えばいいですか?
Answer: もうすでに何か持っていませんか?
まず、スピーキングは、誰かと話すことを前提に学習して下さい。
1人で学習することはもちろん大切なのですが、
ある程度「話せる」という実感が持てるまでは、
せめて1週間に1度、英語が話せる人と話し、
学習した内容が「通じる」という実感を持ちましょう。
野球を例にとると、
一人での学習は「素振り、キャッチボール」
ネイティブとのレッスンは「練習試合」
外国人への道案内や旅行での会話が「試合」
です。
学習は「試合」のために行うものですが、
今、すでに持っている教材が、目指す「試合」(=目標)に
適しているか見てみましょう。
旅行に行きたいあなたなら、
「旅行英語」の教材をすでに持っていませんか?
まずは、それを使ってみましょう。
多くの場合、教材は買っただけになっているようです。
・持っている教材が目標に合致していれば、それを使う
・合致していなければ、書店・ネットで探してみる
・中身を確認して、読んで80%以上理解できるもの、音声付のものを選ぶ
というプロセスで教材を決めましょう。
「読んで80%以上理解できるものを選ぶ」
というのは、少し物足りなく感じるかもしれませんが、
「読む」ことができるものが
「話す」ことができるとは限りませんから、
スピーキング用の教材の選択には、
この程度の基準を目安にしてみましょう。