こんにちは。
小池真由美です。
先日のTOEICテストのときのこと。
何人か受験した方が塾生におられましたが、
そのうちのおひとりが、面白いことをおっしゃいました。
『おかげさまで英語は全部聞けたんです！
でも、単語を知らないっていうことがわかりました～！』
とっても明るく、笑顔でご報告をいただきました（笑）
この女性は、会社でどうしても、とか、就職に必要だ、とか
そういうことではなく、単に英語の力試しとして、
２ヶ月前から初めてのTOEICの準備をスタートされました。
英語特訓塾で、リスニングを強化するいくつかのプログラムを組み、
シャドーイング・リピーティングを 繰り返してもらっていました。
TOEICと同程度の英語レベルで類似内容の音を
自分が同じスピードで既に口にすることができているので、
実際のテストで聞くのは簡単だった、ということです。
ただ、この方、学生時代から１５年近く
英語からは 離れておられたので、単語数はまだまだ少ないですし、
音と単語の意味とが一致していません。
それでも、少なくとも
「さっぱりわからなかった」 という段階は優に脱しておられるわけです。
全部聞けたのに、単語を知らないだけ、と
はっきりもう原因がわかっているのですから、
リスニングに関して、この方のいますぐの対策は、
音と単語の意味の一致を促進することですね。
（その後、英文構成の理解度が、実は課題として残りますが・・・）
TOEICは受け身（読む・聞く）のテストですが、
ぜひ、このように、 「話す」という取り組みを
テスト対策として取り入れてください。
「さっぱりわからない」からきっと脱していただけるはずです。
