ライフラインは通じない

台風19号は各地に

甚大な被害をもたらしました。

まだ避難所生活をしている方も

たくさんいらっしゃるようです。

被災地の1日も早い復旧を

お祈りいたします。

 

このような大きな災害時に

急務なのが「ライフライン」の

復旧です。

 

実は、この「ライフライン」を

そのまま訳してlifelineと

ネイティブスピーカーに話しても

通じません。

 

いかにも通じそうなんですけどね・・・

 

ネイティブスピーカーにとって、

lifelineは、「救命ロープ、救命策、命綱」

にすぎず、日本語での、

「電気、ガス、水道など

都市生活に必要なインフラ」のイメージは

ありません。

 

ライフラインを構成する、

電気、ガス、水道は、

公益サービスなので、

英語では、

utilitiesやpublic utilities と言うと

通じます。

 

Public utilities in the area are cut off, so

they has to be restored as soon as possible.

(その地域の公益サービスは止まっているので、

できるだけ早く復旧しなくてはならない)

 

public utilitiesの代わりに

electricity, gas, water supply と

具体的に言ってもいいですね。

 

ちなみに、「ライフライン」は、

米国の教授が提唱した

ライフライン地震工学の

専門用語なので、

和製英語というわけでは

ありません。

 

ただ、米国では一般に普及することなく、

専門家だけが知る言葉のようです。

 

地震に対する関心の差かもしれませんね。

小池真由美の英会話習得法メールマガジンのお申込み

留学経験がなくても国際会議運営や通訳を務めるまでになった秘密の英会話習得法をメールマガジンにて無料で絶賛配信中!!

*メールアドレス